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高校生の時からの、大の仲良しだった私たち、 一緒に栄養士になりたくて、東京の短大を受験して、 見事に二人で合格。 一緒に、部屋を探して、シェアして暮らしてきて二年間、 とても楽しく、仲良く過ごしてきた二年間。 部屋でも一緒、学校でも一緒、分身のように過ごしてきたよね。 サークル入って、初めての夜遊びとか、 彼氏ができて、初めての外泊とか、 地元に帰ったら、言えないような冒険もしてきたね。 そんな夢のような生活が、もうすぐ終わっちゃう。 私は、卒業して、地元に帰って就職することが決まった。 彼女は、こっちに残って、四年制大学に編入することが決まった。 彼女も一人暮らしには、この部屋は大きすぎるから別の場所に引っ越すことになった。 二人で、ここに引っ越してきて、二人でここを出ていく日が来るんだね。 あと、一か月したら、卒業式。彼女の引っ越し先も決まっているだろうしね。 いま、一緒に探したりしているけれど、私は一緒にいられないんだと思うと とてもさみしくなるよ。 私は地元に帰るけれどね、彼女は今までの暮らしよりも楽しい 冒険を見つけて、私との時間を忘れてしまうのかもしれないって思ったりするから、 二人で使っていた土鍋も、置いていくけれど、私じゃない誰かと また、鍋を楽しんでいくのかなって、そんなことばかり考えちゃうよ。 二年前に、ここに二人で引っ越してきた、あの時に戻りたいな。 就職してからの事とか考えるより、今が今のままならいいのにとか 考えてばっかりの毎日。